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【なぜに、このファンサイトを立ち上げたのかという前置き】・【GIZMOの醍醐味】・【アルバム「ハロー」レビュー】
なんで「mini」が付いているのか可笑しい・・・^^
過去にEP化した既存曲のリミックスが数曲入っているということで彼らなりのハニカミなのかもしれないけど、これはれっきとしたGIZMOのデビューアルバムでいいんじゃないだろうか?
だから「ハロー」だ。
リミックス、と言っても過去のデモ音源ソースを電気的に弄ったものだけではない。取り直され小節が加えられて尺が変わった曲もある。
つまり曲自体の進行形の突先を抜き出したDEMO時代とは確実に違う色を放つ仕上がりになっている。
そういった意味でも「ハロー」だ。
(僕は楽曲が時を経る毎に年が経つほどに変化していくことは自然なことだと思っているし、むしろ能動的に立つことに肯定的です。)
その中でも「irie」のアルバムバージョンは素敵な仕上がりだ。
DEMO音源時代から好きな曲だったけど、当時の実験的な構成とかエンジニアリングから自然でアコースティックな雰囲気に変った。細かく聞き比べはしないけど、各パートのフレーズにも少し手を加えてるんじゃないだろうか・・・
新しく加えられた2ビートの小節群から、
「ハロー・・・・ラララ!」を挟んだサビへの展開は目玉であり秀逸です。
やっぱ「ハロー」だ。
・・・このアルバムは過去のEP化した楽曲と新しく録り下ろした楽曲とが見事に色分けできてるのが面白い。
「旗」「極楽鳥」「未来少年」が今回のアルバムで音源化された楽曲。EPリミックスの4曲と比べると明らかに陽調で軽妙でアルバムの光の部分を担っている(軽妙と言っても、造りはGIZMOらしく精緻な仕上がりの曲です)。
EP時代最新作の「リセット・ザ・ワールド」をブリッジにして、
「旗、極楽鳥、未来少年」
「リセット・ザ・ワールド」
「ガーデン、sora、irie」
こんな分布図。バランスがとても好い。そして、曲順が素晴らしい。「リセット・ザ・ワールド」を6曲目に配すると、旧作を新作で包んだ格好になって温故知新的なクロニクルとしてはいい感じだけど、それではEPチックだ。
明らかに変化した「irie」が「リセット・ザ・ワールド」と入れ替わっていることに全体を意識したGIZMOのアルバムイメージが在るのだろうと思う。
新作曲を「光」とするならリミックスされた旧来の名曲は「水」だと感じる。
(この「光」と「水」はGIZMOの素敵で重要なファクター。)
そしてこの「水」も僕がGIZMOに惹かれる大きな理由でもある。
「irie」にせよ「ガーデン」「sora」せよロック色というよりも映画のサントラのような叙情性に満ちた美曲という烙印を押すのは簡単なのだけど、もっと深遠で不明瞭な「素敵」が潜んでいる。
水の様相変化を音楽化したような感じがするんだ。
水蒸気であったり、小川であったり、濁流であったり、河口から大洋に流れ出る真水の対流であったり。
「水」の力を借りてるとでも言えばいいのか・・・、「水」の如き自然な姿態を音楽に乗せようとしてるというか・・・
もちろん「光」の3曲も明るくて好きだ。とても「明るい」。楽曲自体はとても練られているし、GIZMO独特の救済感を放ってくれている。
「旗」の間奏、今までに無いシンセ然とした音色によるリフと激しいベースラインのぶつけ合いは圧巻だ。
「極楽鳥」。GIZMO一流のコミックソング風アレンジで好感度満載な曲だけど、実は珍しくギターのカッティングとベースのランニングを基調色としたストレートでロックロックな曲。
「未来少年」。これもロックな出来栄えだけど、「極楽鳥」のストレートさと違うのは、複雑(難解という意味ではない)に曲を牽引するパートが目まぐるしくスイッチするんだ!ハリウッド映画のような出来栄え^^。ど派手で何ともカッコいい。
リズムチェンジに追随しながら聴いていくと、山在り谷在り、落とし穴在り(笑)なのにハンドルをグイグイと切って走りきっちゃう映画の主人公が見えるよ^^
あ、その彼が「未来少年」なのかもしれないな・・・
・・・
このアルバム「買い」です。
口数の少なかった「sora」「リセット・ザ・ワールド」についてはGIZMOのご好意によりEPバージョンですがlast.fmでフルトラック(曲まるごと!)で試聴ができますので、是非!聴いてみてください。下
Last.fm GIZMO 音源試聴ブース ←
GIZMO 総合ブース
インターネット版 EP購入はこちら→Rookiestar
・・・そうそう、ここのページのイラスト画像はアルバム「ハロー」の中ジャケアートの切り抜きで、メンバーの自作なんですが、その「絵」で現れてくる影像も不思議な色彩を放っていてGIZMOらしい。これも楽しめます!
GIZMOが「mini」を付加しないで発表する次作が早くも待ち遠しい限りです!
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